2010年5月29日土曜日

電子書籍考 その弐

Photobucket

本日、iPadが発売でアップルやらソフトバンクはすげえ行列
だったみたい。
iTuneでもiPad向けにiBookのアプリをブリブリにデカク表示
しててiPad購入者は迷わずブリブリっと入れてるんだろう。

さっき、こんなニュース記事が。

電子書籍1万点、iPad向けに販売 秋から業界団体
http://www.asahi.com/national/update/0528/TKY201005280207.html
国内の主な出版社31社でつくる日本電子書籍出版社協会(電書協、代表理事・野間省伸講談社副社長)が、加盟社の電子書籍約1万点を、28日から発売されたアップル社の多機能携帯端末「iPad」で販売する。今秋からの予定だ。電子書籍端末の魅力は、コンテンツ(作品)の品ぞろえにかかっており、約1万点の一気のラインアップはiPad側にもメリットがある。

とあるように。iBookアプリを入れて今日読める書物は日本語
じゃない読み物らしい。iPad買ったひとに何を読んでるのか、
今度聞いてみようともおもた。

で、アップルのiPad向けのiBookは。ePub形式というフォーマット。
DRMはどうしてるのかまでわからなかったけど。音楽みたく近い
将来にはDRMは関係なくなるかもしれないのでもはや関係ないの
かもしれない。

で、さきのニュースのソースの日本電子出版協会からePub形式に
作成できるオーサリングツール、FUSEe(フュージー)つーのを配布
中だし、説明会もやってたみたい。

ePub形式を採用している販売サイトが、Google、Apple、Adobe、
ソニー、B&N。(最後のB&Nってナニのことか知らないけど。)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100408_359781.html

きのうのニュースにでてた、ソニー、KDDI、凸版、朝日新聞が設立
する電子書籍新会社もePub形式を採用するんだろうか・・・。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/27/news085.html

国内で電子書籍が本格化するのは今秋から。


Photobucket

ということで。

だったらば。

今秋になにか電子書籍をリリースしてみたいぞ、
と先立つものもなく考えてしまってる。しかも自主独立系だし。

ハナシは逸れるけど。

数年前に問題になったタイプのこれまでの高額出費を迫られてた
自費出版は電子書籍に鞍替えなんだろうか。電子書籍フォーマット化
を高額でやるサービスがでてくるんだろうか。

さて。
自主独立系の電子書籍については、こんなインタビュー記事もあった。

個人電子出版の可能性、マンガ家 藤井あや氏に聞く
http://ascii.jp/elem/000/000/522/522551/

自費出版でKindleに出してみたという話はまったく為にならないけど。
Apple審査とかPRあたりは「なるほど」というハナシ。

果たして。「今秋になにか電子書籍をリリースしてみたいぞ、
と先立つものもなく考えてしまってる。」の今後の展開はどうなるのか?

http://www.fusenetwork.co.jp/corporate/press/20100401_epu/
ひとまず。FUSEe(フュージー)を落とそう。というか。ePub形式だな。

それより。むしろ。ここかも。自主独立系ならば。
みんなで作るePubファイル投稿・共有サイト(ベータ)
http://epubs.jp/
 
 
グーンとハナシが逸れまくって・・・

それよか。ExtensionFM
http://www.extension.fm/
ExtensionFM is a browser extension for Chrome that finds every MP3 file on pages you visit and automatically creates a library of those songs for you to enjoy.

グーグルクロームのプラグインで指定した音楽ブログに貼ってあるmp3を
ライブラリーにして再生してくれるみたい。やっぱこっち系が気になる。
 
 
 
■今日のヘビーローテンション


YouTubeをウイっと貼り付けた内容の電子書籍ってもアリなんだろうな・・・
(その道の審査に通るかどうかは抜きにして。自主独立系なら。)

2010年5月27日木曜日

電子書籍考 その壱

Photobucket

本日もまた出がらしのお茶みたく、なにぶん薄い中身でありますが。

いよいよ、明日。iPadの日本上陸。きのう久しぶりにのぞいた本屋では
雑誌関係は右に倣えのiPod特集が目白押しモード。内容はやってくる
電子書籍特集。

つーか、アメリカの電子書籍事情を解説したものばっか。知りたい
ことは、在米なiPadで読む電子書籍のハナシじゃなかったりする。
そこで。電子書籍を国内でリリースしてみたくてなにげにあれこれ
調べてみた。pdfダウンロード型以降の電子書籍について。

まず、電子書籍の有名処、アマゾンのキンドルはハードもキンドル
向けのコンテンツも日本上陸の目処が立ってないのでパス。

というか。さっき、日本の電子書籍マーケットについて調べたら、
ユーザーがムラムラと群がってるのはこのへんのようで。どうよ。
http://www.ebookjapan.jp/ebj/
http://renta.papy.co.jp/renta/
メインのジャンルがコミックス。pdfファイルをフラッシュ仕様で
読み込んで表示するスタイル。フラッシュが絡むとiPadのサファリで
読めないんとちゃうやろか・・・というのに気づく。それがひとつ。

それから。気づくこと。よくわかってないけど。

レンタというかレンタル感覚でコミックを立ち読みができるスタイルの
サービスが人気ということで「電子書籍では立ち読みが人気らしい。」
 
・・・ってその前に「電子書籍の立ち読み」ってナニだろうと思う。

(以前、著作権切れた出版物を掲載している青空文庫をぶらっと
したときは、htmlでちょい拝見して面白そうだったらzipファイルを
ダウンロードした記憶がある。けど、随分昔だったかも。おそらく
70年延長って話題が話題になるよりまえ)

「電子書籍の立ち読み」ってpdfといったダウンロード型のコンテンツを
ローカルに配信するスタイルとはノリが明らかに違ってそう。つながってる
iPodということだと裏でダウンロードしてても表層はスルっと読める
状態になってる、いわば音楽で言うとストリーミング配信仕様って
感じでしょうか。名前の通り購入よりもレンタルってライト感覚なのか?

ダウンロード型じゃ、ダメかも。という匂いがプンプンしてますね。

あっ、そうそう。ストリーミング配信仕様って。

音楽は着うたフルにせよ、iTuneにせよ、課金タイプはほぼ全部がローカルに
配信するダウンロード型で結局のところ、所有権を販売してますね。複製物の
所有権を。レンタルってライト感覚ってある?知らないけど。

なんか、日本で電子書籍が盛り上がるときにダウンロード型じゃなくて
立ち読み感覚というか、レンタル感覚みたいな「コンテンツへの
アクセス権」が幅を効かせるんだとしたら、音楽配信も引っ張れれてそっちに
同調していくかもしれませんね。見事によくわかんないけど。(常時、太く
繋がってる環境だとそうなるのは当たり前のような、そうでもないような)

グーグルのiBookもそういう志向で電子書籍販売の準備をはじめてるみたい。

どうなんだろ、ダウンロードも出来るけど。やっぱメインはストリーミング
みたいな配信仕様でしょ、って感じなんだろうか・・・。

あ~む。音楽に戻るけど。iTunesのサブスクリプションサービスってのも
今年始まるとか始まらないとか。どっかに書いてあったような。忘れてしもた
けど。実にいい加減な書き方になってすまないです。

なんだか書籍のハナシをかくはずだったのに。音楽ともの凄く比べてしまってる。

つづく。


Photobucket




■本日のヘビーローテンション、ニューヨークのダルいインディーロック。映像は天然色&松田聖子。
 露骨なミスマッチングとしか他に言いようがない。

2010年5月4日火曜日

川崎・しんゆり芸術祭2010 - アルテリッカしんゆり

shinyuri

お天気も良さげだったので新百合ヶ丘まで足を伸ばすことにした、昨日。

道が混んでそうだったので思い切って自転車で行くことにした。それが
出だしでいきなりの躓き。外は暑いし。風は強いし。しんゆりまでは坂道
多いし。しかも道なんてぜんぜん混んでなかったし。目的地にたどり着く
頃には(とは言っても30分もかかってない)カラダも気分もヘロヘロ。

shinyuri


ハナミズキが咲きまくってるゴールデンウイークの川崎、新百合ヶ丘。

川崎・しんゆり芸術祭2010 - アルテリッカしんゆり
http://www.artericca-shinyuri.com/

「新宿からわずか20分の小田急線・新百合ヶ丘駅周辺が再び熱気に包まれます。
オペラをはじめクラシック、ジャズ、ロックのコンサート、映画はもちろん、
本格的な舞台演劇から子ども向けの劇、和太鼓や狂言もあります。さらに
今回はアルテリッカ演芸座を旗揚げし、落語や漫才も登場します。さあ、今年の
GWはしんゆりで本格的なアートを堪能しよう!」

というわけで足を運んでみたものの・・・。

shinyuri

アートセンターという映画とかやってる立派な建物には驚いたけど。

兎も角。兎に角。
熱気が・・・ない。人がいない。

兎も角。兎に角。
イベントをやってる様子が感じられない。

shinyuri

よくよく。当日のプログラムを確認してみると。
■アルテリッカ寄席、ゲスト、内海桂子
■大蔵流狂言、山本家
■京楽座、中西和久ひとり芝居
■ゆったりバロック(昭和音楽大学)
■昭和音楽大学生のバレエとミュージカル


Photobucket

まあ、よくわかんない星に不時着した時のルークスカイウォーカーみたいな
気分。イベントのガイド役のひとたちやチケット受付のひとたちがみんな
ヨーダみたいな感じだったしネ。

ひょっとして。スゲエ、エルダー層向けのイベントなのかしら。
だとしたら。ゴールデンウィークじゃなくてシルバーウィークってこと
なんだろう。お門違いで失礼しました。

おっ。そう言えば。帰りがけの駐輪場でハグってる高校生カップルが
いた。熱気に包まれて熱そうだった。

shinyuri

約2年ぶりに行ったけど。向こう3年は行かないかも。というのが感想。



■今日のヘビーローテンション
Koudlam - Eagles of Africa