2010年9月13日月曜日
Bandcamp
ニューヨーク方面でやってる、デジタル音楽販売のASP、
Bandcamp。
iTunes の販売手数料が30パーセントなのに対して
販売手数料15パーセントでしかも入会無料でデジタル販売を
提供するASPサービス。ポータルサイトは無い。wavファイル
での販売とmp3ファイルでの販売をサポート。元talking heads
デビッドバーンからの推薦もありこの1年でえらい人気に
なった。ブロンクス界隈でのミュージシャンには当たり前。
ついこの間なぞは、試聴プレイヤーが、iPhone、iPad対応になり、
利用しているアーティストからの評価も一段と高くなった。
http://bandcamp.com/
ちなみに。今、Bandcampで熱いのは、スフィアン・スティーヴンス。
Sufjan Stevens。 http://sufjanstevens.bandcamp.com/
昨日だか、一昨日だか、Bandcampのニュースにて。Bandcampは
フリーダウンロードサービスに関して、アップしているバンドに
フリーダウンロードに対して課金することを突然発表しました。
Bandcampでは。先に説明しておくと。
★wavファイルで楽曲をアップロードして。wavファイルとmp3
ファイルの販売。
★しかも。フツーに販売すること以外に、お客さんが寄付感覚で
勝手に値づけできる設定とかの特徴があり枡
★また、それ以外にフリーダウンロードでの販売設定やら、
メールアドレス入力必須のフリーダウンロード設定が可能。
というサービスなんだけれども。
Bandcamp的には、楽曲の販売促進を目的にフリーダウンロードを
組み合わせられるようにしてたんだけれども。ここに来て、
フリーダウンロードだけを目的に楽曲をアップしているケースが
増えて、さらに。ますます増えっぱなし状況らしく、それだと
低料率な手数料のサービスで奉仕している Bandcamp へのインカム
が増えないし、サーバを逼迫してるだけって判断で。課金やむなし
という発表になった様子。そうダウンロードの利用者へではなく、
楽曲をデリバリする権利者に。300ダウンロードで、9ドルの負担。
そこでフリーで楽曲をバラ撒きたいひとがどうなるのか?
すでに。ヨーロッパのDJ界隈に人気の音楽サイト、サウンドクラウド
への引越しがはじまってる。単なるバラ撒きの場合。
他に。メルアドと交換で楽曲配布をするのが目的のひとは、ファン
ブリッジや、トップスピン。ひょっとしたらリバーブネーションへ。
というわけで。Bandcampは、そもそもの。「セルサービスをセルフで」
が基本で、フリーダウンロードはオプションという当初のポジショニングに
姿を戻し始めたんではなかろうか。
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