2010年8月18日水曜日
ちんさやリターンズ
ずいぶん前に、おそらく5年くらい前だろうか、銀座アップルでの
日本のポッドキャスターのセミナーを覗いたことがありました。
当時全国に名を馳せてた有名どころのポッドキャスターさんたちが
全国各地から大集合。なかには中学生のポッドキャスターもいて
面白かったのです。
そのセミナーのあとの居酒屋さんかどこかの飲み屋ではじめて
お会いした、福岡のポッドキャスター「ちんさん」。当時、ポッド
セーフな楽曲を選ぶセンスがズバ抜けてて、声も良く、喋ってる
こともいけてるような、いけてないような微妙なポジション。
そんな、いい感じの「ちんさん」がいま、エフエム福岡で毎週土曜日の
深夜に30分のラジオ番組、ちんさやリターンズってのをやっている。
ちんさやリターンズ
http://fmfukuoka.co.jp/tinsaya/
しゃべりが、「ちん」と「林さやか」のお二人。2009年春にいったん
打ち切りになった「ちんさや」というラジオ番組がこの夏から復活
したみたい。もちろん福岡のラジオはラジオチューナーからだと圏外で
聴けない事情があってよくわからなかったんだけど。
で、この放送上は30分の「ちんさやリターンズ」。取り組み方が
際立っていて面白い。実は30分のコンテンツがダイジェストになってて
なにのダイジェストかと言うと。金曜の夜に2時間、生でUstreamした
ものを30分に編集したダイジェストなんだって。やっぱりこれですね。
fm fukuoka Ustream
http://www.ustream.tv/user/fmfukuoka
Ustreamにエフエム福岡のアカウントがあるのも驚きだけど。金曜に
ネットで流している内容のほうが露骨にラジオっぽいという印象を
受けますね。しかもラジオで放送した30分のコンテンツはそのまんま
ネットでポッドキャストしています。最高ですね。
コマーシャルが入らないとか音楽がかからないとかの制約はあるにせよ
放送上は圏外だけど、通信上はアクセス可能な仕掛けにしていることが
とても強烈に斬新です。(地元のひとが紹介するご当地名物のラーメンとか
カレーって圏外のほうが観光的にメリットあると思うし・・・ほんまかいな)
つーか、個人でラクチンにソーシャルメディアできる今日この頃だからこそ、
公共放送上の制約っていったいナニなんだろうと考えさせられました。
■今日のヘビーローテンション Azure Ray - Don't Leave My Mind from Drawing Down The Moon
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